40代のボイパ講座
ブン、ツッ、カ、ブン、ツッ、カ、お世話になります、ウツシロです。
みなさんはヒューマンビートボックスを知っているだろうか?
ヒューマンビートボックスとは人間の口だけでドラム音から楽器音、機械音を出して音楽をつくり出す行為の事だ。
まぁ我らがHIKAKINさんがビートボックスで名を轟かせた事は有名な話だ。
タイトルのボイパとはボイスパーカッションの略でハモネプ界隈の人はボイパと呼んでいるだろう。
しかしここでは"ビートボックス"と呼ばせてもらう。
ビートボックスの歴史は各々調べてもらうとして、私がビートボックスに出会ったのは90年代後半でアメリカのHipHop Band、The Rootsの元メンバー、ラゼールだった。
HipHopの世界ではビートボックスは昔からあり音源ではよく聴いていたが、ビートボクサーが全面に出ている曲を知ったのはラゼールが初めてだった。
The RootsはHipHopの中でもJazzyで聴きやすいバンドなのでおすすめしたい。
国内だとAFRA(アフラ)だろう。日本のビートボクサーのパイオニア的存在で
2004年に富士ゼロックスのCMでいきなりブラウン管に現れマイク1本ビートボックスをかます彼には驚いたものだ。
このCMで日本中にビートボックスを広めた人物である。
衣装の水色のスウェットが印象的で今でも覚えている。
今では世界的なビートボックスの大会もあり世界中でビートボクサーが激増している。
そんな中1人のおすすめビートボクサーを見つけてしまった。
その名もSHOW-GOである。
既存の曲をビートボックスで表現する人はいるが自身で作詞作曲をしたオリジナル曲を歌い演奏するスタイルは見た事がなかった。
これはビートボクサーの枠を超えている。
まるでボーカルがドラムセットに腰を下ろしギターとベースを抱え1人バンドをしている様なものだ。楽曲はスローテンポの曲が多いが、4つ打ちやドラムンベースなど多岐にわたる。
YouTubeチャンネルにオリジナル曲が上がっているので是非チェックしてほしい。
ビートボックスの醍醐味は誰も聴いた事のないフレッシュなビートだ。
ビートボクサーは数種類のビートをつなげて一つのルーティンにしている。しかしSHOW-GOのビートボックスはメロディアスなイントロから中盤に複雑な展開を挟みアウトロで元のメロディに戻す事により一つの曲として聴かせてくれる。
これもオリジナルスタイルと言えるだろう。
色気のある声で歌う姿はビートボクサーというよりまさにアーティスト。
楽曲もさることながらファッション、雰囲気のクセがすごい!
それではSHOW-GOのビートボックスを聴いてもらいましょう、私の好きな楽曲
ライクフォーリンスターをどうぞ。
ビートボックスを知って20年程たつが、オリジナルのビートボックス+ボーカルというスタイルが出てくるとは進歩しているなぁ。
いや〜クオリティたけ〜(しみじみ)
ビートボックスオンリーのアルバムも販売しているので興味があれば是非!
今日はこの辺で。