自分定規

「答えは己の中にあり」

ダンスってこんなに面白かったの?#2

お世話になります、ウツシロです。

 

今回も踊った事のない私がダンサー紹介企画第2弾。

 

様々なダンスがある中で一番危険なんじゃないかと思われるダンス、

それがブレイクダンスだ。

ブレイクダンスでお馴染みだと思うが昨今ではブレイキンとも呼ばれている。
ブレイクダンサーはブレイカとも呼ばれる。

うん、まだ慣れない。

 

バク転バク中当たり前、体操選手顔負けのアクロバティックな技と音楽の融合は見ている者に驚きと感動をもたらす。

 

そんなブレイキン業界に、翼を授けまくっているドリンク、RedBullがスポンサーのRedBull BC Oneという世界大会があるのはご存知だろうか?(以下BC One)

 

BC Oneで日本人として初めてチャンピオンになったのが今回紹介するBBOY ISSEI(イッセイ)である。

 

BBOYとはブレイクボーイの略であり、ブレイクダンスのブレイクである。

 

まずはBBOY ISSEIのダンスをどうぞ。

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私はダンスにその人の人間味が出ていると目が留まる。

BBOY ISSEIのダンスバトルは明るい印象で相手をリスペクトしている事が凄く伝わってくる。

 

ブレイキンはトップロック(立ち踊り)フットワーク(床に手をついて踊る)パワームーブ(回転技)フリーズ(最後止まって決める)という種類の技をつなげて1つのムーブを作る。

 

BBOY ISSEIは特にパワームーブやフリーズが目に留まるが私の大好物、音ハメも彼の代名詞だ。※音ハメとは音にハマるダンスの事

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彼は回転しながら、逆立ちの状態などパワームーブ中でも音ハメをしてくる。

え、?回ってる時も曲の事考えてんの?

回るだけでも凄い事なのにどんな状態でも音楽を意識している。

ダンサーなら当たり前かも知れないがダンサーではない私には異次元の話だ。

 

BBOY ISSEIは20歳までにBC Oneのチャンピオンになりたいという夢を掲げていた。
キッズの頃から世界と戦い、名だたる世界大会での優勝経験もあるが、やはりブレイカーにとってBC Oneは特別な大会のようだ。

トップオブトップのBBOYが集う大会だという事は私にもわかる。

 

2016年のBC Oneは日本開催だった、決勝で韓国人BBOYのHong10(ホンテン)とのバトルはかなりの僅差で結果が出るまでどちらが勝つかわからなかった。

このホンテンはBC Oneだけでも2回優勝しているレジェンドダンサーで数々の大会で優勝しまくっていた。

 

手に汗握るというか脇汗ダラダラで見ていた事を覚えている。

 

ジャッジ5人が1人ずつ名前の書かれた札を上げて行く、2-2で最後の1人がISSEIの札を上げ優勝が決まった。

初の日本人チャンピオンの誕生だった。

 

BBOY ISSEIは若干19歳で世界チャンピオンになり、現在はFOUND NATION、RedBull BC One AllStarsのメンバーでありKOSÉ 8ROCKSというプロダンスチームのディレクター兼ダンサーをしている。

 

以前何かのインタビューで「ダンスだけで生活したい」と語っていた。

その望みは現在叶っているように見える。

今後は1人のブレイカーの顔とKOSÉ 8ROCKSディレクター兼ダンサーの顔で皆を楽しませてくれるだろう。

 

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もしこのブログでBBOY ISSEIを知ったならば是非彼のダンスに注目してほしい、

と踊ったことのないど素人が語っております。(どの立場で言ってんだ)

 

 

 

今日はこの辺で。