ゴリパラ見聞録とは?
お世話になります、ウツシロです。
突然ですが、今回は私の好きなテレビ番組を紹介したい。
その名もゴリパラ見聞録だ。
ゴリパラ見聞録とはしがない芸人たちが依頼者の願いや想いを叶える為に全力で旅をする番組なのである。
福岡博多のTNCテレビ西日本が制作する番組で限定地域で放送されている。
出演している芸人はゴリけん、「パラシュート部隊」斉藤優、矢野ペペの3人だ。
あまり聞き慣れない名前かも知れないが、博多ではとっても有名人なのだ。ゴリけんとパラシュート部隊でゴリパラと呼ばれている。
私はCSで彼らの番組を知り暇つぶし程度に観ていたのだが気が付いたらゴリパラキッズになっていた。(ゴリパラキッズとはゴリパラ見聞録の熱心なファンの呼称)
ちなみに私は関東の人間で九州に特にゆかりはない。
先祖をたどれば九州と何かしらの繋がりがあるかも知れないレベルだが、そんな事は関係なくこの番組はおもしろい。
この番組は30分で1つの旅を前編、後編の2週に分けて放送している。
まず博多の公園に集まったキッズ達の中から日本全国行きたい所を聞き、あみだくじで行先を選ぶ、そこから旅はスタートする、そして依頼者の行きたい場所の近辺を巡って目的地で記念撮影、依頼者にその写真を送ってミッションコンプリートという流れだ。
最大の特徴は旅先の居酒屋での食事シーンだ。番組内では一献と呼ばれ、ある意味番組のメインコーナーになっている。
ここで酒を飲みながら3人の世間話や悩みなど、同世代には痛いほど刺さる話がてんこ盛りなのだ。
特に家族の話、仕事の話は共感する事間違いない。
今では見慣れたがパラシュート部隊斉藤の涙(泣き上戸)は初めて見た時本当に衝撃だった。彼は泣きながら本質を突く事を言っている。
この3人も他の芸人同様東京の芸能界で売れる事を夢見て上京するが、事務所から福岡での活動をすすめられ再起を図る。
結果福岡で今の地位を確立する、彼らの笑いの中にはメインストリームにいない人間の悲哀や哀愁も漂っている。そこに1番共感しているのかも知れない。
3人のキャラクターも絶妙で、天然(ゴリけん)や策士(斉藤)、受注業者(ペペ)と役どころがしっかりしている。
デビュー当時からの仲なだけに安心して観ていられる。
録画して何度も観ているうちに今では地上波の芸人よりゴリパラの3人の方が私にはお馴染みになってしまった。まるで旧友を観るかのようだ。
CSも観れないしゴリパラも知らない人には公式youtubeチャンネルがおすすめだ。
昨年からコロナの影響で旅という旅ができていなかったが最新の放送では旅が復活しているようだ。
今後も番組が継続する事を願いながら私も一献したいと思う。
忘れないから~!
今日はこの辺で。