この音色をあなたに
お世話になります、ウツシロです。
いや~しかし冬になって来ましたね!朝晩寒いよ。
今回はハンドパンについて書きたいと思う。
皆さんはハンドパンという楽器をご存じだろうか?
2000年頃に発表された楽器でまだハタチそこそこの若い楽器である。
まずはこちらをどうぞ。
このコロナの世知辛い世の中に一筋の光が差し込んできた様な優しい音色。
この音を初めて聴いた時は、「あれ?何この音、なんかいいぞ」と心をガシッと掴まれた。
ハンドパンは手で叩けるスティールパンとして欧米を中心に人気が広がった。
ちなみにスティールパンとはトリニダード・トバコ共和国が発祥のドラム缶から作られた打楽器である。
ハングドラム、パンタム、パンドラムなどの呼び名もあるようだが、ハンドパンという名称が一般的に使われている。
UFOを彷彿とさせる形をしていて指で弾いたり叩いて演奏する、そこに強弱をつけて様々な表現をする事ができる。
こすって独特な音を出すテクニックもあるらしい。
私は松本族というビートボクサー&ハンドパン奏者のReo Matsumotoとディジュリドゥ&ハンドパン奏者Koji Matsumotoの2人組を見てこの楽器の存在を知った。
ディジュリドゥとはオーストラリアの先住民アボリジニの金管楽器である。
ハンドパンは1つの楽器でパーカッションの如くリズムをキープしながらメロディを演奏する事ができ、おまけにハーモニーまで奏でる優れ物だ。
身一つで世界を廻るストリートパフォーマーには理想的な楽器と言えよう。
旅は最小限の荷物でしたいよね。
松本族の2人もお互いに個人で海外を廻りパフォーマンスをしている中で出会い、ユニットになったようだ。
日々、疲れとストレスでダークサイドに落ちている人にハンドパンの音色で少しでも癒されて欲しいものだ。
私も目を閉じて大草原や満点の星空の下を想像しながらこの音色を嗜んでいる。
…もう末期かも知れない。
まぁそんな事は置いといて。
最後に松本族のアルバム曲でハンドパンの音色を楽しめる1曲。
是非!
今日はこの辺で。