師走が今年もやって来る
お世話になります、ウツシロです。
もう11月も後半ですか?
ちょっと早すぎやしませんか?
しかし幼い頃の12月ってのはもっとワクワクしていた記憶があるが、最近はなんだかその他の月と変わらなくなってしまった。
ここ2年くらいは忘年会すらないもんなぁ…
もう12月という事で2004年12月に結成された HipHopグループunderslowjams
(アンダースロージャムス)を紹介したい。
だいぶ無理やりだが…
メンバーはrag (RAP)、yoshiro (VOCAL)、takec (TRACK MAKE、DRUM)、SOMA (DJ)、SUI (プロデューシングエンジニア) の5人体制で活動している。
メロウでチルい曲が好きな方必見のグループだ。
まずは1曲どうぞ。
お気付きだと思うがいきなりボーカルの声が良い、しょっぱなから持っていかれる。
ドラムの太さ、上物と最先端というよりは古き良きHipHopだ。
しかし、 90s HipHop特有のワンループ感は強くない。結成当初はバンド形態だった事もトラック作りに影響しているのだろう。サンプリングだけではない生音感もしっかり感じられる。
ラッパーのragのスキルも高いが、ボーカルyoshiroの存在感がHipHop色をうまく中和してHipHopをあまり聴かない層にも届ける事ができる。
酩酊という曲はテキーラ飲んで嫌な事忘れようぜの歌で日々のストレスを酒で洗い流す私にとっては五臓六腑に染みわたる曲になっている。
90sHipHopの名曲 A Tribe Called Questの"Bonita Applebum"とThe Notorious B.I.Gの"Big Poppa"を足して2で割ったようなHipHopおじさんにはたまらないトラックにも惹きつけられる。
彼らは自分達の生活感を誇張なしで表現し、売れるかどうかではなく作りたいかどうかで作品に取り組んでいるというインタビューを読み、音楽に対する姿勢に共感できた。
そんな私は会社員ですが…
彼らのアルバムを通して聴いてもらえると更に良さを感じる事ができるだろう。
是非!
今日はこの辺で。