自分定規

「答えは己の中にあり」

私の青い春

お世話になります、ウツシロです。

 

とうとう50記事に到達した。

ここまでよく頑張ったと自分で自分を褒めようと思う。文章を書く練習のつもりで始めたブログだが、今では読んでくれる方々がいる事をとても嬉しく思っている。

大人になると友と言える人を作るのが徐々に難しくなってくる。

皆家族や仕事で日々忙しい、わざわざ誰かとつるまなくても生活はできてしまう、大人とはそういうものであり学生時代のようにはいかなのだ。

 

学生時代、特に高校生の頃のバカな思い出はかけがえのない物だったとこの年になり気付く。高校生とは子供でも大人でもない期間であり私の人格形成に大きく影響を及ぼした時期だ。中学時代とはだいぶ性格や考え方が変わった。アルバイトなど親の下から体半分社会に出た事も大きいのかも知れない。

当時はいつもの仲間と360日一緒にいた。私を含め必ず4人は居て日によってプラス3.4人のメンバーが集まった。8人くらいの集団である。

仲間のほとんどがDJをやっていた為、毎月1回地元のクラブを貸し切りオールのDJイベントを開いていた。そこで様々な経験をしたのだ。

詳しく書くと長くなるので割愛するが、まぁコミュニケーション能力を鍛えたとでも言っておこう。(あまりレベルは上がらなかった…)

念の為言っておくと今で言うパリピ?なんてジャンルか分からないがサイバーな感じでは無くしっかりHipHopがベースのイベントだ。当時は緩かったのか15.6歳の少年達にオールで店を貸していたのだ。今ではまずいだろうなぁ。

 

当時TOKYO FMのラジオ番組にYOU THE ROCKの「HIPHOP NIGHT FLIGHT」というHIPHOPを紹介したり、イケてるMCをゲストに呼ぶ番組があった。

YOU THE ROCKとは今も現役だが当時は有名なラッパーである。

仲間がテープに録って皆で聴いていたのだが、これを俺達もやろうという事になり、ラジオDJ風に喋りながらHIPHOPのお気に入りの曲を紹介したりMCのモノマネをしたり地元話をテープに録音した。

その低クオリティーのラジオ風テープを何校かの学校に配ったのである。それが意外と受けて自称ヘビーリスナーまで出てきた。数年後に知らない人から「ラジオめちゃ聴いてたよ」と言われた時には穴があったら入りたいと思ったものだ。

そういえばこのブログも似たような物かも…

 

土曜日になると数人で近くもなく遠くもない河原で星空を眺めながら語り合うという青春以外の何物でも無い行為を「旅」と呼んで毎週のようにおこなっていた。

 

ある時本当の旅に出たくなり金も無いのに仲間4人でラジカセを担ぎ電車を乗り継いで茨城の海まで何とか辿り着いた事もある。当時の我々にはかなりの遠出であった。

ローカル線の中では人が少ないのを見計らいラジカセでカーペンターズをかけて黄昏れたものだ。(真似しちゃダメ!絶対!)

海に着いた頃には暗くなっていて初めて夜の海の怖さを体感。行く当てもなく金も無い我々は海沿いの高級マンションのエントランスに勝手に入り寒さを凌いだ。付近にはコンビニもなく仲間の一人が持っていた最後のお菓子「カール」を奪い合い夜を明かしたのだ。防犯カメラがしっかりこちらに向いていたのを昨日の事のように憶えている。一部始終撮られていた事だろう。

 

まだまだ色々な思い出があるがパッと浮かんだエピソードを書いてみた。

刺激的でバカな学生時代を過ごせた事は今の自分の糧になっている。(何の糧だか)

 

 

青春の輝き

青春の輝き

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

今ではこの仲間達となかなか会う機会がないが、いつかまたオールのDJイベントを開催しようと企んでいる事は心にしまっておこう。

 

 

今日はこの辺で。