挑戦する事で人は成長するんだね
お世話になります、ウツシロです。
こう見えて私は映画が好きだ。
今回は私の心を揺さぶった映画を紹介したい。
それは「LIFE!」という2013年の映画だ。
ジャンルはラブコメアクションアドベンチャーとでも言っておこう。
「ベン・スティラー」が主演監督を務めている。ベン・スティラーと言えば「メリーに首ったけ」や「ナイトミュージアム」などで俳優として有名だが、監督もやるんだねぇ。シリアスなストーリーにも出来そうだがポップな仕上がりで非常に見やすい。
この映画を見ていない人に簡単過ぎるあらすじ。
ベン・スティラー演じる「ウォルター・ミティー」は雑誌「LIFE」の編集部で写真のネガを管理する冴えない会社員をしている。
そんな彼には空想癖がある。
普段が冴えない分、突然空想の世界に飛んで現実逃避してしまうのだ。
そして、あるトラブルをきっかけに恋焦がれる同僚の「シェリル」と親しくなる。
そこからトラブルを解決し、シェリルに振り向いてもらう為に様々な旅に出るのだが、この空想男の運命は如何に!という話だ。
※観てもらいたいのでだいぶ端折りました。
私はこの映画をCSで偶然見たのだが、見終わって何とも言えない暖かい気持ちになり少しだけ前向きな考え方になれた。
ちょうど「人生は退屈だ」などと、やさグレていた頃だったのもあり見事に釣り上げられてしまった。
退屈と感じるのは自分に原因がある。
自分から動かない限り世界は動かない、待っていても空想くらいしか出来ない。
こんな事は誰でも分かっているが意外と動かず退屈な日々を過ごしている。
この映画では理想の自分を空想しながら日々淡々と暮らしていた男がある出来事をきっかけに1歩踏み出し、2歩、3歩と様々な事にチャレンジする姿が描かれる。
そして主人公の働く「LIFE」編集部のスローガンも印象的だ。
「LIFE」という雑誌は2007年まで実際にアメリカで発行されていた。写真が中心な事からグラフ雑誌と言われている。
"世界を見よう、危険でも立ち向かおう。壁の裏側を覗こう、もっと近づこう、もっとお互いを知ろう、そして感じよう、それが人生の目的だから"
このスローガンは映画と非常にリンクしていて映画を見ると更に心に染みてくる。
この映画の良い所は挑戦する事が何より素晴らしい、挑戦し続けろ!みたいな話では終わらない所だ。
確かに成長するには何かしらの行動を起こす必要がある。
しかし、挑戦だけで人生が成り立っている訳では無い、いつもの日常をしっかり生きる大切さも描いている。
挑戦と日常、この両輪を回して人は成長していくのだろう。
人生で影響を受けた映画が何本かあるが1番最初に浮かぶのはこの映画だ。
人に薦める映画としても最初に浮かんでしまう。
時間に余裕がある人には是非観て欲しい、きっと心に響くモノを得られる筈だ。
私の文章だけではアレなんで予告編をどうぞ。
いや〜映画ってホントに良いもんですね。
それではまたご一緒に楽しみましょう。
今日はこの辺で。