田我流というラッパーについて
お世話になります、ウツシロです。
今朝は電車の中から虹が見えた。
それだけで胸の辺りが暖かくなるのを感じた。
不思議なもんだ。
さて、以前stillichimiyaの記事を書いたが今回はその中心メンバーの田我流(でんがりゅう)を更に紹介したい。
田我流の曲は同年代の私にとって本当に突き刺さる作品が多く、お気に入りのラッパーであり表現者だ。
中でも私の生き方に影響を与えた曲を紹介したいと思う。
まず1曲目は「Anywhere」だ。
簡単に言うと旅に出ろという曲で、この曲を聴くと旅心をくすぐって来る。
私は飛行機が苦手で出来れば乗りたくない。
乗ると言えば国内が限界だったが人生初の海外に行くきっかけになったのはこの曲だった。
「俺らほんとはどこでも行ける」という歌詞にどこでも行けるはずなのに自分で足を止めている事に改めて気付かされ海外に行く決心が出来た。
「LifeはShort、Too Short」である。
2曲目は「Simple man」だ。
年を取りどんどんシンプルになっていく男の曲だ。
私も若い頃はメイクマネーして、いい車に乗ってなんて考えた時期もあったが今の自分には必要無いと思っている。車は走ればいいし金は生活に困らなければよい、半分諦めかも知れないがそもそも欲望が落ち着いてしまった。
「地位名声よりロマンがスローガン」田我流を見事に表すリリックだと思う。
家族と仲間が食えればあとはやりたいようにやるぜってなもんだ。
非常に共感を覚える曲だ。
最後は「夢の続き」だ。
この曲はEVISBEATSというトラックメイカーとタッグを組んだヒット曲「ゆれる」の第2弾で哀愁のあるトラックに生きている限り夢は続いていくという内容のリリックになっている。
「天国に持っていけるのは思い出くらい、なら立派な大人よりよく遊ぶPlayer」や「考えすぎんなよ体に毒さ、答えはそのうちに向こうからWhat's up」など田我流の生きる上での考え方を垣間見る事ができる。EVISBEATSとの相性も抜群でまさに名曲と呼べる作品に仕上がっている。
MVも素晴らしいのでこちらをどうぞ。
田我流のリリックは飾らず無理せずあるがままに表現している事が伝わってくる。
私も出来るだけ自然体で生きて行きたいという願望があり彼のリリックに共感する部分が多い。
今回紹介した曲以外にも素晴らしい曲はあるので是非自分で探してもらいたい。
背中を押してくれる曲に出会えるかも知れない。
今日はこの辺で。