金曜日の夜どうする?
お世話になります、ウツシロです。
12月も後半に入りいよいよ今年も終わりが見えて来た。
さて、金曜の夜はFriday Night Plansを聴いて土曜に備えようではないか。
Friday Night Plans(フライデーナイトプランズ)はボーカルMasumiを主体とした音楽プロジェクトだ。
2018年7月からFriday Night Plansとして音楽活動を開始している。
プロジェクト名の「Friday Night Plans」は土日は学校が無いから誰にも会えない、1人で金曜から月曜までどう乗り切るかという所から来ているようだ。
私が彼女を知ったきっかけは1曲目に紹介するFriday Night Plans,JJJ,STUTSの曲で「PRISM」だ。
私の好きなラッパー兼音楽プロデューサーのJJJとトラックメーカー兼音楽プロデューサーのSTUTSとコラボした曲だ。
浮遊感のあるトラックにJJJのラップ、Friday Night Plansの透明感のある歌声、これだけで心地良い。
浮遊感に透明感…
今日の私は語彙力が爆発している。
2曲目はKilder&Friday Night Plansで「Down for Whatever」
Kilderとのコラボ曲、Kilderはオランダ、アムステルダム出身のエレクトロミュージック・プロデューサー。
ごりごりのダンスミュージックかと思いきやピアノが印象的でミドルテンポの聴きやすい曲になっている。そこにこの落ち着いた歌声、ヘビロテ確定である。
3曲目は「Kiss of Life」だ。
この曲はイギリスのバンドSadeの名曲「Kiss of Life」のカバーだ。
Sadeの「Kiss of Life」は優しいトラックにハスキーボイスの名曲だが、Friday Night Plansのカバーはさらにスローテンポで音数は多くない。
エフェクトとボーカルの印象が強い前衛的な楽曲になっている。
Sadeが好きな私としてはカバーする時点で嬉しいが、原曲のイメージを覆す芸術的アプローチでFriday Night Plansの内面が表に出てきたような曲に仕上がっている。
部屋を真っ暗にしてろうそく片手に聴いてみよう、開眼するはずだ。
この他にもitunesで試聴する事ができるので是非1度聴いてもらいたいアーティストだ。
土曜日はクリスマス、Friday Night Plansを聴きながらどこ行こうかな。
今日はこの辺で。
金は天下で回すべき!
お世話になります、最近冬服をまとめ買いしたウツシロです。
久しぶりに私的大金を使ったら気持ちが良かった、気分もリフレッシュ!
やっぱり買い物は良いもんだって事で今回は私の感覚と偏見で出来上がった記事である。
……いつもの事か。
私は経済の勉強などした事は無いが20年以上の社会人経験がモノを言うはずだ。
そもそも金勘定が得意ではない。
おかげさまで100円以下は気にしないスタイルでやってきました。(決して裕福な家庭では無いが)
そんな私でも今の世の中、将来が不安で多くの人が貯蓄に精を出しているのが肌感覚で分かる。株式市場は1989年の史上最高値3万8915円87銭から現在は2万8000円代を推移し、個人消費も減っている。当然の状況だ。
失われた30年か…えっ、長くない?
ところで貯蓄と言うのは貯めて動かさない事だよね?それって世の中の為になるの?
貯蓄を悪いとは思わないし、ある程度は必要だが、自分達を守る事しか念頭に置いていない。
金は天下の回りものなんて言葉もある、回してなんぼじゃなかろうか?
消費行動も気持ちが重要で心と懐に余裕が無いとなかなか財布のひもは緩まない。
若い世代の間ではお金を使う対象が変わって1位が交際費、2位が貯金である。生活に必要な物は揃っていて車やバイクの必要性も下がっている。
先行きが不安な時代だ、将来の為に貯蓄したい気持ちは解る。
しかし、貯蓄に回しお金を使わない事が日本経済を更に先細りさせる。
企業も個人も今は将来の為に支出を抑える傾向にあるが、支出を増やす事を是とする空気感を作らなければ状況は変わらない。
みんなでお金を使う→企業やバイト先が潤う→給料が増える→みんなでお金を使うのループで失われた40年を回避できないものか。
本来お金を貯めるから使うにマインドチェンジさせるのは政府の役目だと思う。
将来は安心だと国民に思ってもらわなければならない。
今回の10万円給付金も全員に配りジャンジャン使ってもらうべきだ。
お金を使う事が将来の我々への投資というマインドにする為にど素人が微力ながら声を上げたいと思う。
過去にバブル経済があったが当時は株価や土地の値段が高騰し裾野まで広がった、バブルまで行かなくても個人消費を少しずつ増やす事で日本を元気にする事はできないものか。
お金を使わない豊かな暮らしもあるだろう、それも賛成だ。しかし、30年経済成長をしていないのは悲しい状況ではないか。
中間層の収入は減る一方で活気のある日本になる訳が無い、一矢報いる為にもできる限りお金を使うべきだ。
日本の片隅中の片隅から経済ど素人が1人シュプレヒコールを上げてみた。
年末という事でおかしなテンションになっていると思って優しい気持ちで受け止めて貰えれば幸いです。年が明ければきっと目が覚めます。
今日はこの辺で。
諦めない強さを観たM-1だった
お世話になります、ウツシロです。
昨日、2021年12月19日はM-1グランプリ決勝が行われた。
観た人は多いと思うが私も楽しく観させてもらった。
お笑い好きの端くれとして今回のM-1で感じた事を書こうと思う。
ファーストラウンドで私が声を出して笑ったコンビはモグライダー、真空ジェシカ、
錦鯉、ももの4組だった。
もちろん他のコンビも皆面白かったが、特に響いたコンビに限定しよう。
モグライダーは初めて見たコンビで美川憲一の曲「蠍座の女」のネタを披露した。
ツッコミ芝大輔とボケのともしげのコンビで、
ツッコミの少しヤンチャそうなキャラクターと、ボケの純朴そうな雰囲気がマッチした面白いコンビだった。「蠍座の女」の歌い出しの部分で引っ張ったネタだったが、器用なツッコミと頑張っているボケという構図が非常に楽しめた。
ツッコミの雰囲気もアンタッチャブル柴田とかみなりのたくみを足して2で割った様な感じで初見なのに既視感があり安心して観る事ができた。
1番手という不利な順番がもったいないと思わせるコンビだった。
真空ジェシカも今回が初見で、ボケの川北茂澄とツッコミのガクというコンビだ。
1日市長のネタだったがまず感じたのがツッコミの低音ボイスが特徴的な所だ。
ボケも直球というより変化球が多く理解すると面白さがやってくる感じで私は好きだった。
「ハンドサインでヘルプミーってやってた」にはさすがに声が出てしまった。
錦鯉は昨年に続いて今年も決勝へ上がってきた。
ボケの長谷川雅紀(50)とツッコミの渡辺隆(43)のコンビだ。
この2人は他の芸人に比べ年齢が頭1つ抜きに出ていて笑いの感覚が古いのではと思うだろう、しかしボケのまさのりさんが”圧倒的なバカキャラ”を演じる事で単純なボケでも破壊力が凄いのだ。
センスどうこうの話はこのコンビの前では吹き飛んでしまう。
私は昨年も声を出す程笑わせてもらったが今年は昨年以上に笑った。
昨年よりもボケの数が増えている様に感じ、1度笑い出したら最後まで笑いが途切れなかった。
錦鯉が居ると居ないでは大会の印象が大きく違っていたと思わせる存在感だった。
ももというコンビも初見だった。
オタク顔のツッコミせめるとイカつい顔をしたボケのまもるというコンビだ。
この2人はお互いの風貌に似合わない事を言ってお互いにツッコミを入れていくタイプのネタだった。笑い飯のようなスタイルでダブルボケというよりダブルツッコミと言った所か。
的確なツッコミが交互に入るので笑いが増幅していく「そんなん言うたらあかん顔」にはやられたなぁ。
2021年のM-1は錦鯉の優勝で終わった。
前評判の高いコンビは他にもいたが、テクニカルなコンビにとって賞レースという短距離走では強烈なキャラクターの爆発力に霞んでしまう事がよくある。
初見の芸人でも面白ければ良いのだが、錦鯉の年齢やバイト暮らしの様なサイドストーリーが見える芸人に感情移入し応援してしまうのが人の性だろう。
爆発力と感情移入を兼ね備えた錦鯉は優勝する可能性を十分に秘めていたと思う。
諦めなければ必ず夢が叶うとは思わないが、錦鯉の2人から諦めない事の凄さや、いくつになっても挑戦する姿勢のカッコ良さを観せてもらった気がする。
毎年様々なドラマがあるが、今回の大会は2007年サンドウィッチマンの様な感動をもらった。
来年はどんなコンビを観る事ができるのか今から楽しみに待つ事にしよう。
YouTubeチャンネルで観る事ができるので見逃した人は是非!
出来れば敗者復活からの金属バットを観たかった…
今日はこの辺で。
挑戦する事で人は成長するんだね
お世話になります、ウツシロです。
こう見えて私は映画が好きだ。
今回は私の心を揺さぶった映画を紹介したい。
それは「LIFE!」という2013年の映画だ。
ジャンルはラブコメアクションアドベンチャーとでも言っておこう。
「ベン・スティラー」が主演監督を務めている。ベン・スティラーと言えば「メリーに首ったけ」や「ナイトミュージアム」などで俳優として有名だが、監督もやるんだねぇ。シリアスなストーリーにも出来そうだがポップな仕上がりで非常に見やすい。
この映画を見ていない人に簡単過ぎるあらすじ。
ベン・スティラー演じる「ウォルター・ミティー」は雑誌「LIFE」の編集部で写真のネガを管理する冴えない会社員をしている。
そんな彼には空想癖がある。
普段が冴えない分、突然空想の世界に飛んで現実逃避してしまうのだ。
そして、あるトラブルをきっかけに恋焦がれる同僚の「シェリル」と親しくなる。
そこからトラブルを解決し、シェリルに振り向いてもらう為に様々な旅に出るのだが、この空想男の運命は如何に!という話だ。
※観てもらいたいのでだいぶ端折りました。
私はこの映画をCSで偶然見たのだが、見終わって何とも言えない暖かい気持ちになり少しだけ前向きな考え方になれた。
ちょうど「人生は退屈だ」などと、やさグレていた頃だったのもあり見事に釣り上げられてしまった。
退屈と感じるのは自分に原因がある。
自分から動かない限り世界は動かない、待っていても空想くらいしか出来ない。
こんな事は誰でも分かっているが意外と動かず退屈な日々を過ごしている。
この映画では理想の自分を空想しながら日々淡々と暮らしていた男がある出来事をきっかけに1歩踏み出し、2歩、3歩と様々な事にチャレンジする姿が描かれる。
そして主人公の働く「LIFE」編集部のスローガンも印象的だ。
「LIFE」という雑誌は2007年まで実際にアメリカで発行されていた。写真が中心な事からグラフ雑誌と言われている。
"世界を見よう、危険でも立ち向かおう。壁の裏側を覗こう、もっと近づこう、もっとお互いを知ろう、そして感じよう、それが人生の目的だから"
このスローガンは映画と非常にリンクしていて映画を見ると更に心に染みてくる。
この映画の良い所は挑戦する事が何より素晴らしい、挑戦し続けろ!みたいな話では終わらない所だ。
確かに成長するには何かしらの行動を起こす必要がある。
しかし、挑戦だけで人生が成り立っている訳では無い、いつもの日常をしっかり生きる大切さも描いている。
挑戦と日常、この両輪を回して人は成長していくのだろう。
人生で影響を受けた映画が何本かあるが1番最初に浮かぶのはこの映画だ。
人に薦める映画としても最初に浮かんでしまう。
時間に余裕がある人には是非観て欲しい、きっと心に響くモノを得られる筈だ。
私の文章だけではアレなんで予告編をどうぞ。
いや〜映画ってホントに良いもんですね。
それではまたご一緒に楽しみましょう。
今日はこの辺で。
時をかける少年のようなおじさん
お世話になります、ウツシロです。
私はスニーカーが好きだ。
ブーツも何足か持ってはいるが圧倒的にスニーカーを履いている。
物欲が無くても唯一スニーカーのサイトは定期的にチェックしてしまう。
特に、NIKEのAir MaxシリーズやJordanシリーズ、コンバースオールスターやVansを多く所有している。コレクターでは無いがそこそこの量だ。
中でもお気に入りは最近復刻したAir Max BW(エアーマックスビッグウィンドウ)だ。
Air Max1やAir Max90よりもビジブルエアー(Air Maxという名前の由来になったエアバック部分)が大きい事からBig Windowを略してBWという名前が定着した。
他にもAir Max4という名前でも呼ばれている。
このBWは今から30年前の1991年に発売された。
発売されて1年後くらいに当時中学生だった私はこのスニーカーを履く事になる。
選んだ理由は憶えてないが他のAir Maxよりも色やデザインがかっこいいと思ったのだろう。
中学生の時はAir Max1やアディダススーパースター、その他もろもろ履いていたが、このAir Max BWが1番印象に残っている。
そして月日は流れ30年後、このスニーカーを履いていた事も記憶の片隅に追いやられていたが偶然復刻する事を知った私は居ても立っても居られずネットでポチッたのだ。
この感覚は皆さんにも経験があるのではないか。
30年の時を経ておじさんが中学生の頃に履いていたスニーカーをまた履く日が来るとは思わなかったと言いたい所だが、よく考えたら当時からコンバースオールスターなどは履いていたので驚く事ではなかった。
しかし、BWは特にお気に入りのスニーカーだったので思い出深く30年ぶりに履く感触が当時にタイムトラベルさせてくれる…気がする。
このような気持ちは年を取らないと味わえない感覚だ。
大人になると子供の頃欲しかった物や持っていた物を改めて手に入れる事ができるのは強味だろう。
そして手に入れた時のなんとも言えない高揚感は格別である。
思い出の品を手に入れタイムトラベルに浸るのも大人のたしなみかも知れない。
懐かしの1曲と共に。
今日はこの辺で。
田我流というラッパーについて
お世話になります、ウツシロです。
今朝は電車の中から虹が見えた。
それだけで胸の辺りが暖かくなるのを感じた。
不思議なもんだ。
さて、以前stillichimiyaの記事を書いたが今回はその中心メンバーの田我流(でんがりゅう)を更に紹介したい。
田我流の曲は同年代の私にとって本当に突き刺さる作品が多く、お気に入りのラッパーであり表現者だ。
中でも私の生き方に影響を与えた曲を紹介したいと思う。
まず1曲目は「Anywhere」だ。
簡単に言うと旅に出ろという曲で、この曲を聴くと旅心をくすぐって来る。
私は飛行機が苦手で出来れば乗りたくない。
乗ると言えば国内が限界だったが人生初の海外に行くきっかけになったのはこの曲だった。
「俺らほんとはどこでも行ける」という歌詞にどこでも行けるはずなのに自分で足を止めている事に改めて気付かされ海外に行く決心が出来た。
「LifeはShort、Too Short」である。
2曲目は「Simple man」だ。
年を取りどんどんシンプルになっていく男の曲だ。
私も若い頃はメイクマネーして、いい車に乗ってなんて考えた時期もあったが今の自分には必要無いと思っている。車は走ればいいし金は生活に困らなければよい、半分諦めかも知れないがそもそも欲望が落ち着いてしまった。
「地位名声よりロマンがスローガン」田我流を見事に表すリリックだと思う。
家族と仲間が食えればあとはやりたいようにやるぜってなもんだ。
非常に共感を覚える曲だ。
最後は「夢の続き」だ。
この曲はEVISBEATSというトラックメイカーとタッグを組んだヒット曲「ゆれる」の第2弾で哀愁のあるトラックに生きている限り夢は続いていくという内容のリリックになっている。
「天国に持っていけるのは思い出くらい、なら立派な大人よりよく遊ぶPlayer」や「考えすぎんなよ体に毒さ、答えはそのうちに向こうからWhat's up」など田我流の生きる上での考え方を垣間見る事ができる。EVISBEATSとの相性も抜群でまさに名曲と呼べる作品に仕上がっている。
MVも素晴らしいのでこちらをどうぞ。
田我流のリリックは飾らず無理せずあるがままに表現している事が伝わってくる。
私も出来るだけ自然体で生きて行きたいという願望があり彼のリリックに共感する部分が多い。
今回紹介した曲以外にも素晴らしい曲はあるので是非自分で探してもらいたい。
背中を押してくれる曲に出会えるかも知れない。
今日はこの辺で。
常識は常にはあらず
お世話になります、ウツシロです。
最近はタバコを吸っていても喫煙所が縮小され肩身の狭い思いをしている、20年前なら気にもしなかった事だ。
有害なのだから仕方が無いとは言え喫煙者に対して厳しくなったなぁと実感する。
社会には常識という言葉がある。
一般人が持つ共通した認識や知識みたいな所か。
この常識は国や年代によっても差がある。
日本以外の国にも違う常識があり国内でも年齢や性別で変わってくる。
そして私とあなたの常識も違う所があるはずだ。生きて行く上で重要な物であり曖昧な物でもある。
大概マスコミや他人からの情報を深く考えずそれが当たり前と思って成り立っている。
時には「えっ、これ常識じゃないの?」と人との違いに気づく事もあるだろう。
この常識は何かをきっかけに大きく変わる事もある。第2次大戦後人々の常識や価値観は180度ひっくり返ったと何かの記事で読んだ。
大多数の人が賛同する物が常識になり、時代と共に移り変わる。
コロナによってマスクを着ける事が当たり前になった様に普遍のルールなんて無い。
常識に囚われて生きづらい思いをしているなら、その常識から離れて考える事だ。
ちなみに私は多数派の考えをまず疑う素直な大人に育ってしまった。
外部からの情報をなんとなく受け入れ、正しいと思い込んでいる物は意外と多いかも知れない。改めて自分で精査し判断する必要がある。
今は正しい事が数年後にはどうなっているかは分からないのだから。
と、常識にがんじがらめの男が語っております。
今日はこの辺で。