さぁ「THE BOYS」の時間だ
お世話になります、ウツシロです。
「THE BOYS」シーズン3がAmazonプライムビデオで始まっている。
現在唯一観ているドラマシリーズで今回はこのドラマを紹介したいと思う。
「THE BOYS」とはAmazonプライムビデオ内のオリジナルドラマシリーズだ。
昔からいわゆるヒーロー物と呼ばれる作品が好きで、日本のウルトラマンや戦隊モノから始まり今はアメリカのMARVELやDC作品を好んで観ている。
大した理由などないが子供の頃からヒーロー物がやっていれば観るという条件反射がいまだに続いている感じだ。
今回紹介する「THE BOYS」はよく目にするヒーロー物とは視点が違い他の作品ではあまり語られない暗部に切り込んでいる。
ヒーロー物と言えば一般人を救助することが定番だがこのドラマでは一般人に恨まれ襲われる側になってしまうというあまり観たことのない構成なのだ。
※内容が過激なため家族団らん時の視聴は避けることをおすすめします。
ざっくりとしたあらすじは、スーパーヒーローが存在する世界(アメリカ)で巨大企業「ヴォ―ト・インターナショナル」はスーパーヒーロー達を管理している。
ヒーロー活動やタレント活動で人気を博すが活動中に一般人を巻き込む事故が起きる。
その事故により大切な人を失いヒーロー達に恨みを持った一般人集団「THE BOYS」がヒーロー達に復讐を企てるというお話だ。
「THE BOYS」のオモシロポイント
1.とにかくヒーロー達がゲスい。
表向きは聖人を装っているが実際は欲望にまみれた連中で自己中っぷりを遺憾なく発揮している。そこが人間臭くて面白い。
2.ヒーローの定義が分からなくなる。
英雄とは「才知、武勇に優れ常人にできないことを成し遂げた人」とあるが、このドラマに出てくるヒーローは英雄の側面を持ちつつどこか壊れている。
心身ともに優れた存在こそヒーローと思っているが一歩間違えば悪役(ヴィラン)という連中ばかりなのだ。倫理や道徳を持たない人間にスーパーパワーは危険だという警告のようにも感じる。
3.パロディっぷりが凄い。
「THE BOYS」に出てくるスーパーヒーロー達はアメリカのヒーロー物を観たことのある人なら必ず見覚えのあるキャラクターがいる。似たような特殊能力やコスチュームであのキャラクターも実はこんな感じなのかもと想像を巡らせることができる。
ヒーローチームのリーダーに「ホームランダー」というキャラクターがいる。
どう見てもかの有名な「スー〇ーマン」なのだが、キャラの設定にツッコミ所が
多く「スー〇ーマン」の関係者にカチコまれないか心配になるレベルだ。
この辺のパロディっぷりも含めアメコミヒーロー好きはもちろん、勧善懲悪物があまり好きではない方にもぶっ刺さる作品になっている。
ぬるく優しいテレビ業界に一石を投じるネットドラマもたまには良いだろう。是非!
今日はこの辺で。