自意識過剰に咽び泣く
お世話になります、ウツシロです。
「誰もあんたの事なんか見てないよ」実家に住んでいる頃に母親から言われた言葉だ。
私は自意識過剰な方だと思う。
他人にどう見られるか気になるし、ある程度格好つけている。
他者から見られているという自意識により自分を苦しめることもある。
他人の目なんて気にするなという歌詞も多いが、それが出来ればこんなに苦労せずに俺流を貫いていたはずだ。
そこで最近は考え方を変えてみるようになってきた。自意識が邪魔して判断に困った場合、他人の目になるようにしている。
私のやりたい事をまず他人にやってもらう、友人や知人、知らない人でも良い。
他人にやってもらう想像をしてその時自分はどう感じるかを考える。
すると案外NGが少ないことに気付く。
例えば夢を叶える為に仕事を辞めたいと思っても自分が居なくなると会社の同僚に迷惑をかけると思い込んだり、周りの人間に理解されないだろうと考えることもある。
しかし、他人が同じことをした時自分はどう思うかを考えればさほど気にしなくて良いことに気付く。
自意識の強い人ほど他人がどう思うかを勝手に決めつけている場合が多い。
そんな時こそ自分の行動を他人にやってもらう想像をするとよい。
仮に誰かが何かを失敗しても自分は大して気にしていないし、そこまで興味もないのだ。
「あ~、そんなことあったね(笑)」くらいだろう。
警戒すべきは他人のリアクションを気にして自分の行動にNGを出すことだ。
余計な忖度の末結局やりたかったことが出来ない状態こそが問題である。
本当に身近にいる人には相談するべきだがそれ以外の人にまで気を使い過ぎることは健康的ではない。これは自ら生きずらい状態を作っているのだ。
人前でこんなことをしてはいけない、こんなことをすると恥ずかしい、バカみたいに見えるなど思い込んでいるが具体的にそこまで自分を気にかけている人はほとんど居ない。自意識こそが自分を苦しめ縛っていたと気付く。
母親から言われた「誰もあんたの事なんか見てないよ」は極論かもしれないが一理ある。どこにあるのか分からない他人の目や世間の目を気にして自分を抑えるならそのくらいの感覚の方が楽に生きていけるのではないか。
自意識過剰を逆手にとって楽しそうな人もいるが、私のように自らを拘束してしまう人はもう少し自由な考え方でも大丈夫な筈だ。
誰も見てないからって法に触れるようなことはNGだから気をつけよう!
今日はこの辺で。